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アパート・マンション建築の費用はいくら?建設にかかる坪単価と相場

 2017/03/21 賃貸経営
この記事は約 11 分で読めます。 1,236 Views
アパート・マンション建築の費用はいくら?建設にかかる坪単価と相場

アパートやマンションを建築する時に意識するのは、建築にかかる費用。

アパマン経営を考えている場合、「どのくらいの建築費用が適当なのか知りたい」と思うのは土地オーナーとして当然と言えるでしょう。

実は建築費用の相場を算出する為には、坪単価が最も参考にしやすい便利な指標となります。

そこで今回は、

「アパート・マンションを建てたいけど、いくらくらい費用がかかるのか?坪単価や建築相場はどのくらい?」

と疑問に思っているあなたに、アパート・マンションを新築・建築する際にかかわる費用について解説していきます!

アパート・マンションの建築費用について

収益物件として人気のあるアパート経営やマンション経営を始めるにあたって、まずは建築費用にどのくらいのお金がかかるのか把握することが重要になります。

「アパートを新築したい、賃貸・分譲用でマンションを建てたい」

とざっくり考えていても、どれくらいの規模のアパートやマンションを建設すれば、どのくらいの利回りを見込めるのか分かりませんよね。

  • 地盤を含めた土地環境
  • 戸数
  • 設備のグレード
  • 骨組み構造
  • 階数
  • 共用スペース

施工規模や設備はもちろんですが、上記の項目によって必要な費用は大きく変わってきますので、始めにしっかりとプランニングをしておきましょう。

必要な費用は建築費用だけじゃない!その他の費用について

アパート・マンション経営をするにあたり、建築会社が提示する建設価格ばかりに目を向けがちですが、実際には建築コスト以外にも必要になる費用があります。

付帯費用といって、建造物周辺の整地費用やガス・上下水道、最近ではインターネット回線などの生活地盤(ライフライン)を導入する費用が存在します。

この付帯費用に加えて、駐車場・駐輪場を整備するための外溝工事費(敷地費用)や登記・火災保険も考慮しなければいけませんし、もちろん土地探しから始める場合は土地購入資金も必要になります。

アパート・マンション経営に必要な資金や計画を立てる為には、細かい必要経費も把握しなければいけませんので、こちらのような経営計画を無料で作成してくれるサービスを利用すると良いでしょう。

難しい知識や把握しておかないといけない事が多いアパマン建設のため、分かりやすくまとめて計画書を作ってくれるサービスは重宝するはず。

外部サービス

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ですが、やっぱり気になるのは建物自体の建築費用のこと。

どのくらいのお金が必要になるのか、参考となる情報を求めているのではないでしょうか?

そこで、当記事では建築における坪単価を一覧表にてご用意しました。

アパート・マンション建設費用の坪単価

早速ですが、実際のアパートやマンションを建設する時にかかる建築費用を、坪単価でみていきたいと思います。

国土交通省が行った住宅着工統計(全国平均)を元に、当サイトでまとめたものです。

国土交通省-2016年住宅着工統計による1㎡当たりの工事費用
参考資料:国土交通省-住宅着工統計

 

建築費用の坪単価は構造で決まる

建築費用の坪単価は、建築構造をどのようにするかによって大きく変わってきます。

上記の表のままでは建築構造別による坪単価が分からないので、さらにまとめて表にしてみます。

骨組構造 1㎡あたりの工事費(円) 坪単価(円)
木造 165,000 545,400
鉄骨鉄筋コンクリート造 211,000 697,500
鉄筋コンクリート造 219,000 723,900
鉄骨造 217,000 717,300
コンクリートブロック造 270,000 892,500
その他 177,000 561,900

※1坪=3.30579㎡で計算

 

ご覧頂いているのは全国の統計を元に算出しているデータの為、実際の建築予定地によって差がありますし、あくまで統計となりますのでだいたいこのくらいが目安になるんだと感じてもらえたらと思います。

1番安い木造住宅(W)で建築したとして坪単価はおおよそ55万円、

主にマンション建設で見られる鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)や鉄筋コンクリート造(RC)は70万円前後、

オフィスや体育館、工場などの大空間施設で重宝される鉄骨造(S)も70万円ほど、

施設やデザイン戸建て住宅によく採用されるコンクリートブロック造(CB)は80万円を超えていますので、1番コストがかかる構造と言えますね。

※ちなみに、鉄骨造には『軽量鉄骨』と『重量鉄骨』があり、軽量鉄骨に比べて重量鉄骨は1割ほど価格が高くなります。

建築費用の坪単価を都道府県別にまとめてみました

上記の構造別にみる建築費用の坪単価を、年間新規建築数が多い都道府県に絞って算出してみました。

あなたが土地を所有する都道府県ではどのくらいになるのか、アパート・マンションを建設する際の費用の目安にしてみてください。

東京

骨組構造 1㎡あたりの工事費(円) 坪単価(円)
木造 193,000 638,000
鉄骨鉄筋コンクリート造 234,000 773,500
鉄筋コンクリート造 295,000 975,200
鉄骨造 264,000 872,700
コンクリートブロック造 ―(実績なし) ―(実績なし)
その他 200,000 661,100

※1坪=3.30579㎡で計算

大阪

骨組構造 1㎡あたりの工事費(円) 坪単価(円)
木造 165,000 545,400
鉄骨鉄筋コンクリート造 211,000 697,500
鉄筋コンクリート造 219,000 723,900
鉄骨造 217,000 717,300
コンクリートブロック造 ―(実績なし) ―(実績なし)
その他 177,000 561,900

※1坪=3.30579㎡で計算

神奈川(横浜)

骨組構造 1㎡あたりの工事費(円) 坪単価(円)
木造 187,000 618,100
鉄骨鉄筋コンクリート造 233,000 770,200
鉄筋コンクリート造 270,000 892,500
鉄骨造 230,000 760,300
コンクリートブロック造 ―(実績なし) ―(実績なし)
その他 ―(実績なし) ―(実績なし)

※1坪=3.30579㎡で計算

埼玉

骨組構造 1㎡あたりの工事費(円) 坪単価(円)
木造 172,000 568,500
鉄骨鉄筋コンクリート造 193,000 638,000
鉄筋コンクリート造 253,000 836,300
鉄骨造 218,000 720,600
コンクリートブロック造 ―(実績なし) ―(実績なし)
その他 149,000 492,500

※1坪=3.30579㎡で計算

名古屋

骨組構造 1㎡あたりの工事費(円) 坪単価(円)
木造 160,000 528,900
鉄骨鉄筋コンクリート造 222,000 733,800
鉄筋コンクリート造 199,000 657,800
鉄骨造 202,000 667,700
コンクリートブロック造 ―(実績なし) ―(実績なし)
その他 206,000 680,900

※1坪=3.30579㎡で計算

福岡

骨組構造 1㎡あたりの工事費(円) 坪単価(円)
木造 148,000 489,200
鉄骨鉄筋コンクリート造 198,000 654,500
鉄筋コンクリート造 178,000 588,400
鉄骨造 196,000 647,900
コンクリートブロック造 ―(実績なし) ―(実績なし)
その他 224,000 740,400

※1坪=3.30579㎡で計算

北海道

骨組構造 1㎡あたりの工事費(円) 坪単価(円)
木造 125,000 413,200
鉄骨鉄筋コンクリート造 126,000 416,500
鉄筋コンクリート造 158,000 522,300
鉄骨造 138,000 456,100
コンクリートブロック造 ―(実績なし) ―(実績なし)
その他 172,000 568,500

※1坪=3.30579㎡で計算

 

いくらかかる?一戸当たりで見るアパート・マンション建設費用の相場

ここまで、建築費用の坪単価を見てきましたが、実際には建築費用にいくらかかるのかが一番気になるところですし、建築会社の見積もり金額と相場を比較することになります。

まず建築費用の予算を考える際には、

  • 部屋数
  • 一戸の間取りごとの広さ

をあらかじめざっくりと決めてシミュレーションすることで、建物全体の建築費用を計算することが出来ます。

  • 木造(W)→主に住宅・アパート等で使用
  • 鉄骨造(S)→主にオフィスビル・工場・アパート等で使用
  • 鉄筋コンクリート造(RC)→主にマンション・商業ビル・施設
  • 鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)→主に高層マンション・高層ビル等で使用

上記の用途が一般的な為、アパート建築には木造&鉄骨造、マンションには鉄筋コンクリート造&鉄骨鉄筋コンクリート造と考えておきましょう。

アパートやマンションを建てる場合、単身者をターゲットにするのか、新婚さんやファミリーをターゲットにするのかによって、一戸の広さも決まってきますし、建築コストも大きく変わってきます。

これらを加味した上で、アパート・マンションそれぞれの一戸当たりの建設費用の相場を見ていきたいと思います。

アパート建築(木造住宅/鉄骨造)の場合

30㎡…(1K/1DK)
495万円/651万円(一戸当たり)
60㎡…(2DK/2LDK)
990万円/1302万円(一戸当たり)
75㎡…(3LDK)
1,237.5万円/1,627.5万円(一戸当たり)

マンション建設(鉄骨鉄筋コンクリート造/鉄筋コンクリート造)の場合

30㎡…(1K/1DK)
633万円/657万円(一戸当たり)
60㎡…(2DK/2LDK)
1,266万円/1,314万円(一戸当たり)
75㎡…(3LDK)
1,585.5万円/1,642.5万円(一戸当たり)

これらは、先ほどの【国土交通省が行った住宅着工統計(全国平均)】を元に概算で相場を表しています。

仮に、木造アパートで部屋数を10戸で建築しようとした場合は、下記のような計算で全体の総予算の相場を確認出来ます。

30㎡の部屋を10戸:495万円×10戸=4,950万円

75㎡の部屋を10戸:1,237.5万円×10戸=1億2,375万円

このように、アパート・マンション建築の事業計画を、ある程度は自分で計算することも可能です。

あくまで全ての部屋が同じ広さという前提での計算となりますので、複数の広さや間取りを採用する場合は計算も変わってきます。

ここがポイント!
部屋の広さや間取りをどのようにするのか、立地や土地柄などからターゲットを絞って、どの間取りを多く用意するのかを考えることが重要!

アパート・マンションの建て替える場合のコスト

経営しているアパート・マンションの老朽化に伴い、建て替えが必要になるケースもあります。

こういった場合には建築費用と合わせて、現在の建物の取り壊すための『解体費用』がかかってきます。

建物の建て替えコストについては、別の記事で詳しくご説明しますので、記事が完成しだいご紹介したいと思います。

資材・原料が高騰中

2017年現在は、住宅税制の優遇・低金利といった理由で土地運用がしやすい傾向にあります。

しかし、震災地復興や東京オリンピックを控えていることもあり、資材費や原料費はもちろんですが、需要の高まりによって人手不足となるため人件費も高騰しているというのが現状です。

この状況がいつ落ち着くのか明確には分かりませんが、東京オリンピック後もしばらくは継続すると考えた方が良いでしょう。

となると、所有している土地が空き地の場合はそのままにしていても税金がかかってしまうだけなので、早くアパートやマンションの建設を進めた方が得られる家賃収入を逃してしまう心配もありません。

ただ、アパート・マンション建築費用は、同様の建物を造ったとしても建築会社によって価格は大きく違うことがありますので、依頼する業者はしっかりと比較して検討するようにしましょう。

 

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